~産学連携商品企画プロジェクト~


 成城大学・神田範明教授は1994年に「商品企画七つ道具」を発表以来,数々の著作や講演,産学協同研究などにより,また日産自動車「X-TRAIL」,アサヒ飲料「ワンダモーニングショット」始め数々のヒット商品企画に関与し,その幅広い実績とわかりやすい指導で,システマティック商品企画の第一人者として定評があります。


神田研究室 5つの特徴

  • <特色1> ターゲット,テーマは全く自由!

  • <特色2> 最高にシステマティックなプロセスを
        学びながら商品企画プログラムを体得可能!

  • <特色3> 充実した実施プログラム!

  • <特色4> 無料ソフトウェアの提供!

  • <特色5> 意欲の高い学生達との協業!

<特色1> ターゲット,テーマは全く自由です。

 一般的な産学協同(産学連携)では学生(若者)ターゲットの商品に限定し,彼ら彼女らの感覚で考えてもらうのがほとんどです。勿論それがやりやすい ですし,短期間でも成果が期待できるからです。
 しかし,神田研究室では, 高齢者向きの商品・サービス,生産財的商品の企画も扱ってきました。通常 は困難と思われる分野です。その根本には,「エンドユーザーを十分に知り,考え,検証する」ことを大切にすれば,いかなる商品もヒット商品にできる,という強い思想 があるからです。
 神田研究室が協力した商品企画は住宅・自動車・家電・ 建材・飲食品・雑貨・化粧品・衣料品・日用品・文具から墓石・包装材・カタ ログ・パンフレット・美容院サービス・ゲーム・ソフトウェアまで,非常に(余りにも)多彩です。当然「若者向き」などという狭いカテゴリーは全く 考えておらず,「調査できればどんなターゲット&テーマでも挑戦する」 がポリシーです。

<特色2> 最高にシステマティックなプロセスを学びながら体得可能!

 神田教授が開発した「商品企画七つ道具(P7)」を活用して実施します。

 詳細はこちら⇒ http://www.kan-semi.com

定性的手法と定量的手法を巧みに融合した最高度にシステマティックな方法論です。
「仮説発掘法」と「アイデア発想法」で大量の仮説を最初の段階で創出し,その後インタビュー調査,アンケート調査,ポジショニング分析と調査・ 分析手法を駆使して仮説を絞り込み,検証して行きます。
 創出する仮説は最低でも200件,多いと1,000件にも達します。また,多くの商品企画者が感嘆した「ポジショニング分析」「コンジョイント分析」は,顧客から得たデータを基に,売れる商品コンセプトを精密・確実に推測する分析手法です。
 このようなしっかりしたプロセスは他で体験することは不可能です。
 大ヒットは確かに誰にも困難なことですが,最低限でも,「失敗はしない」ことを実現します。

<特色3> 充実した実施プログラム

 通常ですと2~3ヵ月程度で数回のミーティングを行い,学生諸君に発表してもらって終了ですが,神田研究室との商品企画プロジェクトの場合,6ヵ月~8ヵ月を標準とし,隔週1回(月2回)のミーティングを行います。
 これは手法の講義と学生達とのミーティングを組み合わせた形式になっており,最高の手法体系を学び取りながら,じっくり実践します。
 すべての会合に神田が出席し,手法のレクチャー(原則月1回)とミーティングでのアドバイスを行います。従来型の(効果の乏しい)商品企画プロセスを1年間で抜本的に変えることができます。

<特色4> 無料ソフトウェアの提供

 「P7かんたんプランナー」なるWindows用のソフトウェアを独自開発し,無料で提供しています。
 これは「R」という言語で作られたメニュー方式のソフトウェアで,正に簡単にP7の定量的・分析的な手法を実現します。
 産学協同商品企画では本ソフトウェアと他の統計ソフトウェアも組み合わせて,神田教授の指導で自ら使いこなせるように学んでいただきます。

<特色5> 意欲の高い学生達との協業

 神田研究室の学生諸君は本当の商品企画を学び,企業の皆様との実践活動するのを目標に集まっています。
 いわゆる偏差値輪切り的な学生ではなく,他大学のチャンスを捨てても商品企画のプロを目指して成城大学に入る者が多い,意欲 の高い学生集団です。
 最近は女子学生比率が極めて高く(75%),感性の鋭い女性感覚のアイデア,意見が好評です。