バルクのインサイト調査 | 生活者の意識の先にあるインサイトを捉える!

インサイト調査

~生活者のホンネを探る!

一般的なネットリサーチなどでは、生活者が意識している部分を確認することしかできません。

ここでご紹介している調査手法は、その意識の先にある生活者の無意識の層(インサイト)を捉えることを目的としています。

インサイトとは?

生活者は、単に機能だけで商品やサービスを選ぶのではなく、「なんか好き」「しっくりくる」といった気持ちや感情で選ぶ

インサイト説明図

インサイト = 心の「ホットボタン」

そのボタンを押されると、生活者は気持ちを揺り動かされ、態度を変え、行動を起こす。

 

インサイト調査を活用し、生活者の気付いていない「ホットボタン」を見つけ出すことができれば、生活者視点(ニーズ)から商品やサービスを企画していくことができます。

例えば、こんなケースにお勧め

チェックマーク新商品開発
チェックマーク商品・サービスのコンセプト開発
生活者のインサイトを捉え、それに合致する商品やサービスの開発につなげる

チェックマークターゲット戦略
チェックマークペルソナ開発
インサイトをもとに生活者をセグメントし、自社商品のユーザー像を明確化する

調査手法

インサイト調査には下記のような手法があります。

手法 概要
1) 行動観察&インタビュー 生活者の自宅や特定の施設に訪問し、利用状況を観察後、インタビューを実施。
2)デプスインタビュー
(ビジュアル刺激法)
提示した複数の写真の中から、テーマに合うと思った写真を選んでもらい、それを題材にしてインタビューを行う。
3)デプスインタビュー
(ラダリング・インタビュー)
商品やサービスの持つ特徴(属性)がどのような価値をもたらしているかを、出てきた答えに対して「なぜ?」と繰り返しインタビューすることで価値構造を可視化する。
4)Be-Valid
(Beニーズ抽出法)
生活者の「Beingニーズ(なりたい私)」をアンケートで文章完成法により抽出し、コード化、ニーズごとにプロファイリング分析を行う。

(※)KA法・・・紀文食品の浅田和実氏が食品の新商品開発のために開発した定性情報分析法。詳細は、「図解でわかる商品開発マーケティング」2006年 日本能率協会マネジメントセンター 参照。

1)行動観察&インタビュー

◆調査のメリット

  • 実際の利用シーンや環境を観察することで、生活者自身は気にも留めていないが、他の人から見ると分かる盲点を発見できる。

  • 行動観察とインタビューを組み合わせることで、行動の背景や生活者自身の意識をその場で確認することができる。

2)デプスインタビュー(ビジュアル刺激法)

◆調査のメリット

  • 写真を使うことで、生活者自身が気づいていない気持ちや言葉にしにくい情景を探ることができる。

  • 概念を構成するメタファーや環境要因を探ることができる。

 ◆アウトプット例

ビジュアル刺激法アプトプット例

3)デプスインタビュー(ラダリング・インタビュー)

◆調査のメリット

  • 顕在化しつつあるニーズの深堀ができる。

  • 生活者のニーズが、具体的な商品の特徴(属性)や心理的価値とどのように結びついているか、ツリー構造で把握することができる。

 ◆アウトプット例

ラダリング・インタビューアウトプット例

4)Be-Valid(Beニーズ抽出法)

◆調査のメリット

  • 生活者の「Being」と商品・サービスの接点(生活者の願いを実現するモノのあり方)を探ることで、モノからの発想ではなく、生活者視点の発想につなげることができる。

 ◆アウトプット例

Beニーズ抽出法のアウトプット例

※Be-Validで自主調査を実施しています。詳しい調査レポートはこちらからダウンロードいただけます。
レポートファイル名:
『30代40代女性のライフスタイルに関する調査レポート(第6回 『料理』について(Beニーズ編))』