マーケティングリサーチ、市場調査のバルク|信頼の証リピート85%

Vol.109 新商品・新サービスに関するアンケート
~第9回 ユニークマラソン~

社会の変化、ライフスタイルの変化に伴い、新しい商品やサービスが続々と展開されています。
スマホやSNSの普及に伴い、そのような情報を得る機会は年々増えているのではないでしょうか。
では、気になる新しい商品やサービスへの消費者の実際の反応はどのようなものなのか、
今回は「ユニークマラソン」を取り上げ、アンケートを実施しました。

※本調査レポートの引用・転載ご希望の方はこちらをご参照ください。
※弊社のインターネットリサーチについてはこちらをご参照ください。

調査概要

調査方法 webアンケート方式
調査対象 20代~60代男女(Vモニター)
アンケート参加者数 合計1,000人
男性500人(年代別: 20代/100、30代/100、40代/100、50代/100、60代/100)
女性500人(年代別: 20代/100、30代/100、40代/100、50代/100、60代/100)
調査日時 2017年4月11日(火)~4月12日(水)
調査機関 株式会社バルク

アンケート結果トピックス

  • 【ユニークマラソン】 面白イベントとして注目!

  • 男女年代別に比較をすると、「利用してみたい」と回答した割合は、女性20代が最も高く21.0%の結果となりました。
    総合指標では、「話題性」「関心熱」が高く、特定のコアなファン層から“目新しさのある面白いイベント”という認識を持たれているようです。

◆ ユニークマラソンの認知度

Q.あなたは、「ユニークマラソン」を知っていますか。

【ユニークマラソンの認知度】

17042601

【認知率_男女年代別比較】

17042602

【ユニークマラソン】の認知について尋ねました。

26.4%の人が「知っている」(「内容を知っている」+「聞いたことはあるが、内容はよく知らない」)と回答し、そのなかでも「内容を知っている」と回答したのは10.8%でした。

ほとんどの年代において女性の認知率が高い傾向にありますが、40代では男性が上回る結果となりました。
最も高かったのは女性20代で35.0%。女性は上の年代ほど認知率が低くなっています。

ユニークマラソンに対する評価

ユニークマラソンの説明文を提示し、評価を伺いました。

Q.「ユニークマラソン」の説明をお読みになって、以下の項目にあげるような印象をお持ちになりましたか。

 ~ユニークマラソンとは~
 給水所に食べ放題のスイーツが並べられたスイーツマラソンや、サンタのコスプレをして走るサンタマラソンなど、楽しみながら走るテーマ型のマラソンイベント。

【ユニークマラソンの評価7項目(「そう思う」TOP2BOX)_認知度別比較】

17042603

【利用してみたい_男女年代別比較】

16081303

ユニークマラソンの「内容を知っている」人の『興味が持てる』『インターネットで検索して調べてみたい』『 総合的に見てよい製品・サービスである』は、全体値と比較して30ポイント以上の差が見られました。

男女年代別に『利用してみたい』の割合を比較すると、女性20代が最も高く21.0%の結果となりました。 20代~30代では男性より女性の利用意向が高くなりますが、40代~50代では男性が上回ります。

ユニークマラソンの総合評価指標

【ユニークマラソンの総合評価指標】

   ①関心熱 : 認知者の関心の強さを示す指標
   ②話題性 : 認知者がSNSで話題にしたいと感じているかを示す指標
   ③拡散性 : 認知者以外への拡がりが期待できるかを示す指標
   ④情報検索 : 認知者以外が検索などにより調べたいと感じているかを示す指標

ユニークマラソンは、総合評価指標の中で、「話題性」「関心熱」が今回測定した18種類の商品・サービスの平均値よりも高いことから、認知者にとっては、“目新しさのある面白いイベント”という認識がありそうです。
一方「情報検索」「拡散性」の指標が低いことから、興味を持つのは、特定のコアなファン層に限られるため、ファン同士の交流促進などリピーターの育成策が重要になりそうです。