Vol.55 日本のプロ野球に関する調査
調査日時:2011年11月5日(土)~11月7日(月)
スポーツ
日本で最もメジャーなスポーツと言っても過言ではないプロ野球。 今年は震災の影響で、開催が危ぶまれた中でのシーズンとなりました。ポストシーズンの真っ只中、プロ野球人気はどうなっているのでしょうか。 今回は、10代~60代のバルクルーメンバーに、日本のプロ野球について聞いてみました。
※本調査レポートの引用・転載ご希望の方はこちらをご参照ください。
調査概要
調査方法 | Webアンケート方式 |
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調査対象 | 10代~60代男女(バルクルーメンバー) |
アンケート参加者数 | 合計1,304人 男性651人 (年代別内訳: 10代/108、20代/104、30代/114、40代/107、50代/109、60代/109) 女性653人 (年代別内訳: 10代/108、20代/108、30代/106、40代/114、50代/113、60代/104) |
調査日時 | 2011年11月5日(土)~11月7日(月) |
調査機関 | 株式会社バルク |
アンケート結果トピックス
- プロ野球が「とても好き」「やや好き」と回答した人は全体で47.9%。 残念ながら半数を下回る結果となりました。 特に女性は34.3%と、低い結果となりました。逆に男性は6割以上の人が好きと 回答しました。
- 最も応援している球団1位は讀賣ジャイアンツ!その人気はいまだ健在のようです。 1位の「讀賣ジャイアンツ」が25.3%、それに「阪神タイガース」が16.0%、 「福岡ソフトバンクホークス」が9.3%で続くといった結果になりました。
- 地元のチームがやはり人気!最も応援している理由は「地元のチームだから」が一番多くの票を集めました。 「地元のチームだから」39.3%、「過去に、魅力的な選手・監督・コーチがいたから」 31.4%、「現在、魅力的な選手・監督・コーチがいるから」24.9%となっています。
プロ野球のイメージについて
プロ野球が「とても好き」「やや好き」と答えた人は全体で47.9%という結果になりました。 男性61.6%、女性34.3%と、男女で開きがありました。 好きな球団は巨人(讀賣ジャイアンツ)が1位。球団の無い地域の人はまだまだ『巨人ファン』の方が多いようです。 逆に球団のある地域は、地元のチームを応援する姿勢が強く、 最も応援しているチームを応援している理由は「地元のチームだから」が1位となっています。
設問1:日本のプロ野球についてどのように思われますか。
【プロ野球好感度 性別グラフ】
設問2:応援している日本のプロ野球のチームはありますか。(いくつでも)その中で最も応援しているプロ野球のチームはありますか。(ひとつだけ)
【球団人気度 性別グラフ】
【最も応援しているチーム 地域別ベスト3表】
設問3:Q2で最も応援しているプロ野球チームをお選びになった理由をお知らせください。
【応援する理由 性別グラフ】
【応援する理由 『過去に魅力的な監督・コーチ・選手がいたから』 球団別年代別グラフ】
プロ野球観戦について
さて、実際に球場へ足を運んで観戦される方は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。 年に何試合ほど球場で観戦されるか聞いてみました。「1回以上」の方は全体で22.5%、そのうち、プロ野球が「好き(とても好き+やや好き)」と回答した人(n=625)だけでは42.9%という結果になりました。
設問5:年間に何試合ほど球場へ観戦に行きますか。
【球場観戦回数 全体グラフ】
設問6:観戦に行く際、どなたと観に行きますか。(いくつでも)主にどなたと観に行きますか。(ひとつだけ)
【球場観戦への同行者 性別グラフ】
設問7:球場での観戦以外で、どのような手段で試合を視聴・確認しますか。
【プロ野球試合視聴方法 性別グラフ】
【プロ野球ファン試合視聴方法 性別グラフ】
ファンサービス・制度について
現在、各球団が様々なサービスを行って集客を図っています。では、ファンの方々はいったいどのようなサービスを求めているのでしょう。結果としては、「チケットの割引」が23.6%と最も高くなりました。 また、04年より始まったプレーオフ制度(※)。巷で賛否両論のあるこの制度、皆さんにご意見を伺ってみました。結果は48.6%が「現行のまま存続すべきである」、18.9%が「ルールを変更した上で存続するべきだと思う」と回答しました。この制度には賛成派が多いようです。 (※)プレーオフ制度とは・・・セ・パ両リーグの年間順位決定後、上位3チームでトーナメントを行い、勝ち上がったチームが日本シリーズに進出する制度。
設問8:あなたが日本のプロ野球のファンだったとして、どのようなサービスに魅力を感じますか。
【プロ野球の魅力を感じるサービス 性別グラフ】
設問9:現在の「クライマックスシリーズ」と呼ばれているプレーオフ制度についてどのように思われますか。
【プレーオフ制度に対する意識 年代別グラフ】
応援しているチーム・魅力的なサービスについて(自由回答)
好きなチームを応援する理由は人さまざま。「地元のチームだから」や、「好きな選手がいるから」といった理由はもちろん、タイムリーな理由や、ちょっと違う角度で応援している人もいるようです。
設問3:最も応援しているプロ野球チームをお選びになった理由をお知らせください(自由回答欄)。
設問8:あなたが日本のプロ野球のファンだったとして、どのようなサービスに魅力を感じますか(自由回答欄)。
【 好きなチームを応援する理由についてのご意見 】 |
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【 魅力を感じるサービスについてのご意見 】 |
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最近テレビ番組でも、各都道府県にスポットを当てた番組が増えていますが、スポーツも自分の地元、自分の故郷のチームを応援する人がとても多いようです。 また、高い年代を中心に、まだまだ巨人人気は健在のようで、プロ野球人気の復活は、当時のような国民的スター選手の登場が必要不可欠なのではないかと感じました。 昔のように、「テレビを回せばプロ野球中継がやっている」という時代ではなくなってきてしまいました。 それでもまだまだ日本を代表するプロスポーツであることは間違いありません。もし、応援しているチームがあるなら、一度現地へ足を運んでみるのもいいかもしれませんね。