サービス活用事例:WEBユーザビリティ調査(官公庁)
クライアント:官公庁ご担当者様
依頼内容・背景
ホームページのリニューアルを考えており、具体的にどこを改善すればよいのかを探りたい。サイト訪問者は、職業 (立場) によって大きく分けると3つくらいのグループに分けられることが分かっている。グループ毎に、サイトの欠点を指摘してもらい、一番効率のよいリニューアルを実施したい。
調査例
- Point1ネットによるスクリーニング調査を実施
- 3つのグループに該当し、かつ、インタビューに参加可能な対象者を抽出した。
- Point2グループ毎にインタビューを実施
- 実際のホームページを普段と同じように操作してもらい、いくつかの課題を設定して、該当するサイトページにたどり着くまでの様子を観察する。
- Point3自由に意見を出してもらう
- 使い勝手の感想、改善が必要な箇所の指摘などを各グループに共通する項目、グループ毎の項目をまとめ、改善すべき項目のご提言した。
- 各グループとも、想定より分かりにくさを感じてきている。
- サイトのバナーやアイコンの背景の色や文字の色が目立たないところがあるので、変えたほうが良くなる。
- サイト訪問者の視線の動きを考えたレイアウトにする必要がある。
- 情報が多すぎても探しきれないので、適度な情報量を適切なレイアウトで表示する必要がある。
- 結果ポイントを絞ったわかりやすいサイト作り
具体的なサイトの改善点が見えたので、さっそくリニューアル計画に盛り込むことになった。
決まった期間、予算の中で優先順位を決め、視覚的に効果の高い部分から改善していくことにした。
お客様の声
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「具体的な改善点がよくわかった。」
サイト訪問者がどのように感じているのか生の声を聞けて、思わぬ発見があった。指摘されないとわからない点も多々あり、「なるほど」という感じであった。情報は多いほうが良いと思っていたが、ユーザビリティの観点から見ると、それが逆に探しにくくしていることがよくわかった。今後、リニューアル後の検証も考えたい。