コレスポンデンス分析 | バルクマーケティングリサーチサービス

コレスポンデンス分析

軸が見える・関係がわかる

複数の変数、例えば、ブランド、商品、サービスとそのイメージワード、回答者の属性や商品・サービスの利用シーンなどを同一マップ上に表すもので、結果は散布図(ポジショニングマップ)の形で各変数をプロットします。似ているもの、関係が強いものが近くにプロットされ、直感的、感覚的にデータの傾向を把握することができます。

課題例

健康食品会社様の場合

課題
健康食品のコミュニケーション戦略の方向性を、コレスポンデンス分析によるポジショニングマップから導き出す。

背景
既存の健康食品の売上が停滞している。当該健康食品の成分は、幅広い層において一定のニーズがあるが、ターゲットが広いため、広告表現等が一般的になり過ぎていることを危惧している。各年代別の女性が目指す人物像やイメージを把握し、それぞれの層に対して効率的なコミュニケーション戦略を見直したい。

調査
【調査対象】美容・健康に関心のある女性600人
自分の身の回りの人から、自分自身はどのような人だと思われたいかをマルチアンサーで聴取。

コレスポンデンス分析

  • 20代は、「プライベートが充実している」「友人が多い」というイメージとより近しい関係にある。コミュニケーションにおいては、友人グループと楽しく過ごすシーンが共感を得やすい。
  • 30代、40代は、「センスがよい」「流行に敏感」「スタイルがよい」というイメージとより近しい関係にある。これらを表現するには、モード感のあるモデルや女優をアンバサダーとして起用すると共感を得やすい。
  • 50代は「物知りな」「知的な」、60代は「伝統を大切にする」というイメージと近しい関係にある。これらの層は、教養や知性を大切にする層であると考えられるため、近しい年代の女優やアナウンサーをCMに起用すると共感を得やすい。

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