当社の実態に沿って調整しながらアドバイスをいただきました

インタビュー日 : 2016年10月14日

CLIENT’S PROFILE

株式会社セレモニー様は埼玉県下で互助会を核とした冠婚葬祭業を営む会社です。
互助会は経済産業大臣の許可を受け、その直接の指導機関である「全日本冠婚葬祭互助協会」の監督指導のもとに運営されています。さらに、大手銀行と全国の互助会によって設立された、政府指定の「互助会保証 株式会社」との保証契約で、皆様の掛金の1/2を保全、また「互助会加入者役務保証機構」に加盟しており役務の提供が保証された信頼のおける会員制システムです。
互助会は生命保険とは異なり、役務の提供という形でサービスを受けることができます。保険が貯金型であるのに対し、互助会は儀式に対しての積立型で、「役務」で受けられるので安心です。会員は、権利を永久に保有できるというメリットがあります。
(※役務保証機構制度とは、加盟互助会が事業を継続することが困難となった場合、同機構に加盟している他の互助会が責任を持ってご加入者の権利保障を行い、冠婚葬祭を行う制度です)

プライバシーマーク取得のきっかけを教えてください。

プライバシーマークの取得でお客様の信用度や従業者の個人情報の取り扱いの意識の向上を図ることは勿論ですが、当社が取り扱う個人情報は、互助会会員様の特に機微な個人情報が多く、プライバシーマーク取得をきっかけとして、社内体制を強化する仕組みを取り入れる事でした。

どの様な個人情報をお持ちですか?

互助会に入会されている会員情報、冠婚葬祭の役務提供における宗教・宗派、介護業務における健康に関する情報があります。

取得に際し、苦労された点は?

社内で取り扱っている個人情報の特定において、より具体的に管理ができるようになるまで、社内では「こんなものも個人情報なのか」とか、「この様なことまで行わなければならないのか」など、取り組み始めた頃は温度差がありましたが、取得までには無くなったと思います。
これからは、独自の判断ではなく、プライバシーマークの規格はこうなので、こうしなければならないと、自信を持って言うことができますね(笑)。

審査機関の審査の状況についてはいかがでしたか?

当社の業務上、審査機関は「全互協」でした。想定していた互助会の業務中心の審査とは別に最近話題の携帯電話や、スマートフォンの取り扱いなど、内容は濃かったと思います。
全体的にはスムーズに対応できたと思います。

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バルクをコンサルティング会社として選定していただいた理由は?

バルクさんは「全互協」の賛助会員でもあるし、互助会の加盟会社のプライバシーマークの取得支援も豊富で安心感もありました。

バルクのコンサルタントはいかがだったでしょうか?

コンサルタントの方はプライバシーマークの規格と比較して、どう判断したら良いかとの悩みも当社の実態に沿って調整しながらアドバイスをいただきました。
スケジュール通りに取得できましたし満足しています。

今後の課題はありますか?

プライバシーマークの取得を機会に全従業員の更なる個人情報保護の意識の浸透と向上に努めていきたいと思います。

ありがとうございました。